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It proposes a new declaration making style.

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連結納税システム 連結TAX-Saverのニュース

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豆蔵

連結納税システム 連結TAX-Saverは、令和2年度税制改正版ソフトウェアVer2.9.9.1をリリースしました。

Item       Explanation
【税額影響あり】
機能更改 別表6(3)付表1、第7号の2様式別表2、第20号の4様式別表2の税率(超過税率など)を資本金のみで判定する仕様へ変更しました。(*1)
機能更改 別表6(3)付表1の東京都23区税率の県、市が同じ率になる不具合を修正しました。
機能更改 企業版ふるさと納税(7号の3様式、20号の5様式)が改正前の率で計算される不具合を修正しました。
機能更改 外税控除限度額計算において広島県の法人割税率が常に標準税率で計算される不具合を修正しました。
【税額影響なし】
機能更改 地方税法第72条の2第1項第3号に掲げる事業(小売電気事業 等・発電事業等)の道府県民税確定申告に対応しました。(以降、関連する別表を電気事業という)
・電気事業 第6号様式(その2)
・電気事業 第6号様式別表5
・電気事業 第6号様式別表5の2
・電気事業 第6号様式別表5の2の2
・電気事業 第6号様式別表5の2の3
・電気事業 第6号様式別表5の3
・電気事業 第6号様式別表5の3の2
・電気事業 第6号様式別表5の4
・電気事業 第6号様式別表5の5
・電気事業 第6号様式別表5の6の2
・電気事業 第6号様式別表6
・電気事業 第6号様式別表9
・電気事業 第6号様式別表12
・電気事業 第6号様式別表14
・電気事業 第10号様式
機能更改 タックスヘイブン汎用登録シートの上書きがされない不具合を修正しました。
機能更改 タックスヘイブン汎用登録シート内の、別表17(3の7)付表1の17欄の○印字がされない不具合を修正しました。
機能更改 タックスヘイブン汎用登録シートで事業年度が空の場合でも計算エラーとならないようにしました。
機能更改 別表17(3の5)汎用登録シートの上書きがされない不具合を修正しました。
機能更改 別表17(3の5)汎用登録シートの18欄当期欄を計算項目から上書き項目へ変更しました。
機能更改 別表17(4)「貸付金の利息又は借入金の利息」欄に入力した額が「無形固定資産の使用料」欄に表示される不具合を修正しました。
機能更改 第6号様式別表1の処理事項がPDFファイルに反映されない不具合を修正しました。
機能更改 連結確定申告書の添付書類(子会社分)に連結グループ内で共通の別表が含まれていなかったため含まれるようにしました。
機能更改 東京都の住民税税率が第6号様式入力シート(標準)とPDF(超過)とで違う不具合(入力シートの書き戻しが誤り)を修正しました。
機能更改 電子申告 1つの申告においてタックスヘイブン汎用登録シートの法人(ex.親法人)と、対応する通常入力シートを使う法人(ex.子法人)が混在した場合、作成した電子申告ファイルがe-Taxへ組み込めない不具合を修正しました。
機能更改 電子申告 別表6の2(25)、6の2(25)付表を使う申告において、作成した電子申告ファイルがe-Taxへの組み込み時にエラーとなる不具合を修正しました。
機能更改 電子申告 電子申告ファイルのダウンロードの際、添付書類の場合にダウンロード対象の選択が効かない不具合を修正しました。
機能更改 電子申告 別表7の2付表1など電子申告未対応の別表を追加しました。
機能更改 廃止された第6号様式別表5の7 平成28年改正法附則第5条の控除額に関する計算書が残っていたため削除しました。
(*1)は、不均一課税の税率を正しく適用すると、所得計算で循環計算エラーになるケースがあり資本金のみで判定に変更しました。尚、税率は前回リリースのVer2.9.8.0で改良しております事業所リストで税率修正できます。
豆蔵

連結納税システム 連結TAX-Saverは、令和2年度税制改正版ソフトウェアVer2.9.8.0をリリースしました。

Item       Explanation
【税額影響あり】
機能更改 別表6(3)付表1、第7号の2様式別表2、第20号の4様式別表2の法人税割の税率を、事業所登録シートで自治体毎に指定できるようにしました。指定が不要の場合は従来の事業所登録シートファイルも登録できます。
【税額影響なし】
機能更改 確定解除の際に解除対象として添付書類が指定可能になりました。
機能更改 表5の2(2)付表 4、9、14欄の確定の期末現在未納税額⑥の税額がマイナスの場合外書きとしました。(記載の手引き準拠)
機能更改 別表8(3)の19欄、20欄、23欄はマイナスの場合を空白から0へ修正しました。
機能更改 別表17(3の4)、17(3の5)の一括入力シートでも上書きが可能となりました。
機能更改 特別償却の付表1、特別償却の付表21、特別償却の付表22の令和2年税制対応を行いました。
機能更改 電子申告 e-Taxの連結法人税申告の添付書類(子法人分)に子会社分税務代理権限証書を含めました。
豆蔵

連結納税システム 連結TAX-Saverは、令和2年度税制改正版ソフトウェアVer2.9.7.0をリリースしました。

Item       Explanation
【税額影響あり】
機能更改 別表6(3)付表1、第7号の2様式別表2、第20号の4様式別表2において令和元年10月1日以降に開始する事業年度の東京23区の超過税率として旧税率が使われている不具合を修正しました。
機能更改 第7号の2様式別表2、第20号の4様式別表2において補正後の従業者数の計算が誤っていたため修正しました。
【税額影響なし】
新規別表 「災害損失特別勘定の損金算入に関する明細書」に対応しました。
機能更改 令和2年4月1日以後終了事業年度分の適用額明細書に対応しました。(要入力シート再取得)
機能更改 別表17(3の4)において、23~28欄は自動計算されますが、益金参入する場合は当該列の上書き可能な円貨に0を入力することにより外貨も0とするようになりました。
機能更改 別表17の2(3)付表1 [28]欄が、子会社の場合に正しく計算されていなかったため修正しました。(再計算が必要です)
機能更改 別表3の2付表2[23]欄は「別表三の二付表三「10」若しくは「37」又は0」の3択のため2か所に打ち消し線がつくが、1か所のみ打ち消し線が出力されていたため修正しました。
機能更改 別表6の2(3)および6の2(3)付表の法人名欄に親会社名のみ表示されていたものを個社名も表示するようにしました。(PDF、電子申告)
機能更改 第6号様式別表5の4において支払利子の内訳の明細数が11件以上ある場合にe-Taxへの組み込み時10件しか取り込まれない不具合を修正しました。
機能更改 第6号様式別表6をeLTAXに取り込んだ際に空白の次葉が出力されてしまう不具合を修正しました。
機能更改 確定依頼後の登録制限対象に添付書類も追加しました。
機能更改 東京23区に事業場を持ち、第7号の2様式別表2、第20号の4様式別表2を使用する場合(2以上の自治体に事業所を持ち、かつ地方住民税法税割額からの外税控除限度額を超過税率を用いて算定する場合)、計算エラーが発生する不具合を修正しました。
機能更改 分析機能で出力される「申告時法人情報一覧」に出力される情報に「電子申告利用区分」「利用者ID(法人税)」「利用者ID(地方税)」「代理人利用者ID(法人税)」「代理人利用者ID(地方税)」が追加されました。
機能更改 (オプション機能)個社確定依頼時に添付書類登録の有無をチェックする際に株主資本変動計算書を必須帳票としてチェックしていましたが、株主資本変動計算書または社員資本変動計算書いずれかが登録されていれば良いこととしました。
機能更改 電子申告 会社事業概況書(コンピュータ処理の概要)の「⑦電子商取引の状況」で複数の項目を選択できるようにしました。(入力シートの再取得が必要です)
機能更改 電子申告 全ての会社事業概況書の入力シートの枠外に参考として表示されている「事業年度(至)」の年が、和暦年ではなく西暦年の下2桁となっていたため修正しました。
機能更改 電子申告 電子申告用ファイル作成時のエラーメッセージとして出力される「decimal・intのどちらかのデータ型でなくてはなりません」というメッセージを「数値(桁区切りなし)でなくてはなりません。」に変更しました。
機能更改 電子申告 汎用別表タックスヘイブン一括入力シートを使用している場合、e-Tax用電子申告ファイルを作成するとe-Taxクライアントで組み込む際に「データ型エラー」等が発生し、組み込めない不具合を修正しました。
機能更改 電子申告 e-Taxに組み込む電子申告用ファイルの仕様について国税庁公開の令和2年税制に対応しました。
機能更改 電子申告 令和2年10月1日以降のe-Taxによる特定多国籍企業グループに係る国別報告事項の電子申告に対応しました。
機能更改 電子申告 税務代理権限証書の11欄(所得税欄)の対象年度がe-Taxで組み込んだ際に平成として組み込まれる不具合を修正しました。(要電子申告データ再作成。01~08年の場合は令和として処理します。)
機能更改 電子申告 [7.添付書類]-[A.基本情報登録]-[b.送信データ編集]の初期値が大法人の電子申告義務化に合わせて変更しました。
機能更改 電子申告 [7.添付書類]-[B添付書類入力]-[c任意フォーム入力]で、任意入力フォームの読み出し位置設定登録を行わずに任意入力フォームファイルを登録するとシステムエラーが発生する不具合を修正しました。

The Proof is in the Pudding - Product

Some Fun Facts about our agency?
1300
Number of introduction
97 %
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連結納税検討チームの孤軍奮闘記

連結納税申請手続き

連結納税ソフト|豆蔵

連結納税申請手続き(申請書の記載例アリ)

[先輩]  連結納税制度の適用を受けるということであれば、「連結納税の承認の申請書」を国税庁長官に提出する必要があるよ。

[新人]  えっ!コクゼイチョーチョーカンですかぁ!

[新人]  なんだか敷居が高くていやだなぁ。

[先輩]  ハハ!それほど深刻に考えることはないよ。単に連結納税の親会社となる会社の所轄税務署長を経由して国税庁長官に提出するだけだから。そんなことよりもっと大切なことがある。それは、“いつまでに提出?”という点さ。まずはそこから確認していこう!
  提出期限は、ズバリ、連結納税開始事業年度の開始の日の3か月前!たとえば親会社が3月決算であれば、提出期限は12月31日だよ。

連結納税ソフト|豆蔵

[先輩]  ただし、親会社の設立事業年度と親会社の設立事業年度の翌事業年度に関しては特例があるけどね。

[新人]  へぇ~、連結納税制度の選択の意思決定は、どんなにギリギリでも、連結納税開始事業年度の開始の日の3か月前にしなければいけないんですね。

[先輩]  理屈の上ではね。でも実際はこの「連結納税の承認の申請書」の作成準備もあるし、連結納税システムの選択、時価評価や税効果のシミュレーションの実施などについても十分な準備期間が必要だから、そうしたことを踏まえると実務的には最低でも6か月前には連結納税を採用するか否かについて意思決定しておく必要があると思うよ。

[新人]  なるほど!


<連結親法人の申請書類>

[先輩]  ところでだけど、「連結納税の承認の申請書」は、親会社とすべての100%子会社が連名で提出しなければいけないんだ。作成はそれほど難しくない!
  たとえば、株式会社豆太郎を親会社、株式会社豆次郎と株式会社豆三郎を子会社とする企業グループが、株式会社豆太郎における平成23年10月1日開催の取締役会で平成24年4月1日から連結納税制度を開始する意思決定を行ったとしよう。
  親会社である株式会社豆太郎が3月決算法人である場合、届出書類の概要は次のようになるよ。書類のサンプルも用意したから眺めて欲しいんだ。

連結納税ソフト|豆蔵

  (書類 記入サンプル1)

    連結納税の承認の申請書 連結納税の承認の申請書|(PDF形式)

  (書類 記入サンプル2)

    添付書類|連結納税の承認の申請書 添付書類|連結納税の承認の申請書|(PDF形式)

[新人]  う~ん?“連結納税の承認の申請書(次葉)”と“付表2(発行済株式等の状況)”の提出部数が6部となっているのはなぜですか?

[先輩]  この2つの書類の記載内容は子会社についての内容だから、提出部数は3部×子会社数となるからだよ。株式会社豆次郎と株式会社豆三郎について各3部提出する必要があるということさ。



<連結子法人の申請書類>

[新人]  なぁ~んだ、そういうことですかぁ!ところで、連結申告って連結親法人が行うんですよね!?だから子会社は、連結納税の採用について連結子法人の所轄の税務署にアナウンスする必要があると思うんですけど、どうなんですか?

[先輩]  そうだね。連結子法人となる会社は、「連結納税の承認の申請書を提出した旨の届出書」を所轄税務署長に提出する必要がある。
  提出期限は、「連結納税の承認の申請書」を提出した後、“遅滞なく”とされているから、さっき説明した「連結納税の承認の申請書」と同時に提出してもイイと思うよ。概要は次のとおりさ。

連結納税ソフト|豆蔵

  (書類 記入サンプル3)

    連結納税の承認の申請書を提出した旨の届出書 連結納税の承認の申請書を提出した旨の届出書|(PDF形式)

[新人]  株式会社豆次郎と株式会社豆三郎は調査課所管法人ではないから、各々の所轄税務署長に1部提出すればイイんですね。わかりましたぁ~!



<申告期限の延長申請書>

[先輩]  忘れてはいけない重要な提出書類がまだあるよ。それは、「申告期限の延長の特例の申請書」さ。
  法人税の連結確定申告書は、原則として連結事業年度終了の日の翌日から2か月以内に提出する必要があるけど、この「申告期限の延長の特例の申請書」を提出すれば申告期限を2か月延長することができるようになる。連結納税は、もうわかってもらえたと思うけど、結構大変だから申告期限の延長手続は実施しておくべきだと思うよ。
  親会社が、最初の連結事業年度終了の日の翌日から45日以内に提出すればOKさ!

[新人]  単体申告でも申告期限の厳守は大変でしたから、当然、連結申告の場合も申告期限を延長しておかないとスゴイことになりますね。もし、親会社が単体申告の「申告期限の延長の特例の申請書」を提出している場合も、連結申告で再度提出する必要があるんですか?

[先輩]  イイ質問だね。でも残念ながら必要なんだ。忘れないように気をつけないとね。

[新人]  了解しました!



<法人地方税の申請書類>

[先輩]  法人税の連結確定申告書の提出期限を延長した場合、法人事業税や法人住民税についても延長手続を行っておかなければならないよ。法人事業税については事業年度終了の日から45日以内、法人住民税については法人税の連結確定申告書の提出期限の延長処分があった日から7日以内に、各会社の主たる事務所所在の都道府県知事に提出すればOK!
  それから念押しでつけ加えると、法人税の連結確定申告書について「申告期限の延長の特例の申請書」を提出したからといって消費税の確定申告書の提出期限も延長されるわけではないから勘違いしないようにね。

[新人]  さすが先輩!ありがとうございます。

[先輩]  マイナーだけど、たとえば東京では「法人税に係る連結納税の承認等の届出書」の提出が求められている。地方税法に定めはないんだけど、条例により、定められている場合があるから、確認してみる必要があるね。


※.本記事は概要を伝えることを目的としており記述は法制度について完全に説明するものではありません。詳細につきましては最寄の税務署又は税理士にお問い合わせください


記事:朝日税理士法人、株式会社豆蔵 綿引和敏
   掲載日:2012年7月2日


連結納税ソフト|豆蔵

世界の連結納税と、連結納税のメリデメ

[新人] 連結納税検討チームに配属された新人の遠藤です。宜しくお願いします。

[新人] 早速ですが先輩、連結納税の税額計算について、単体申告との違いについて教えてください。

[先輩] 簡単にいうと、「単体申告」(以下「単体」)というのは各会社ごとに所得と税金を計算して、申告書の提出と税金の納付を行うことです。現在親会社がやっている方法だね。「連結納税」(以下「連結」)というのは、企業グループ内の会社をひとまとめ、つまり「グループで1社」と考えることで、グループ全体で所得と税金を計算して各会社が申告書を提出し、親会社が税金の納付または還付を受けます。
 グループは何でもいいというわけじゃなく「100%の支配関係」に限られるから、注意が必要です。あと、連結納税の適用は法人税だけで、事業税や住民税は適用されないよ。

[先輩] 試しに「単体」と「連結」の税額インパクトをシミュレーションしてみようか。親会社の所得が10,000千円、子会社の所得が△3,000千円だとする。単体だとそれぞれ税金を計算するし、連結では親会社と子会社を合わせて計算します。
次の表を見てごらん。
連結納税ソフト|豆蔵
 単体だと親会社と子会社が別々に計算するから、親会社の税額が3,000千円、子会社は所得がマイナスにつき税額0円で、グループ全体として考えると3,000千円の納付だね。でも連結では親会社と子会社を1つとして計算するから、2社の所得が通算されます。
 通算後の所得が7,000千円で、かかる税額が2,100千円。
 どうだい、連結の方が、税額が900千円も少なくなっただろう。これが、『連結納税』の1番のメリットなんだ。つまり、黒字と赤字の会社の所得が通算されるから、納税額が少なくなるんだ。

[新人] なるほど、流石先輩です。でも今の話だと、税金の納付や還付を受けるのが親会社だとすれば、子会社は何もしなくていいんですか?

[先輩] そんなことはないよ。単体では、各社とも確定納付法人税額を「未払法人税等」で計上するよね。連結の場合には、親会社だけが法人税の納付や還付を受けるのだから、親会社だけが「未払法人税等」を計上するんだが、子会社もやるべきことがあります。
 さっきの表Aを見てごらん。子会社の税額が△900千円となっているよね。この△900千円というのは、「子会社は親会社から900千円もらいますよ」という意味なんです。
 表Aの親会社の「税額欄」はどちらも3,000千円。でも単体では3,000千円は全額税金として国へ支払うけど、連結では2,100千円を国へ支払い、900千円は子会社へ支払う。つまり、子会社へ900千円の資金提供ができるのさ。この900千円を「連結法人税個別帰属額」というんだ。これについても仕訳の計上が必要で、具体的には次のようになります。
連結納税ソフト|豆蔵
 通常、親会社から子会社への資金提供は「親会社から子会社への贈与」ということで、親会社では寄附金課税されるよね。でも連結の個別帰属額の精算は、寄附金課税されることなく資金提供できます。余談だけど、もし精算が行われなかった場合には、「子会社から親会社への寄附」とみなされます。子会社がいったん親会社から資金提供を受け(表Aの900千円)、それを親会社へ贈与すると考えます。

 これが原則なのだけれど、平成22年のグル-プ法人税制の創設で、100%グループ間の寄附金・受贈益はともに損金不算入、益金不算入となりました((注)平成22年10月1日以後に支出する寄附金、受ける受贈益について適用。同日前に支出する寄附金・受ける受贈益については、適用されない)。したがって、個別帰属額の精算については、実際に受払いを行わなくても、連結納税の所得計算には影響を及ぼしません。

[新人] それじゃ、平成22年のグル-プ法人税制の創設以降は、こんな仕訳もありってことですか。
 まず親会社が子会社へ資金提供を行います。
連結納税ソフト|豆蔵

[新人] 次に親会社が子会社から資金提供を受けます。
連結納税ソフト|豆蔵

[先輩] そうだね、仕訳を起こすとすればそうなります。


<連結納税のメリット・デメリット>

[新人] なんか複雑ですね?ん~、今のままグループ法人税制でいいんじゃないですか?

[先輩] たしかに、グループ法人税制ができて、連結納税制度と重複している部分も多い。でも大きく異なる部分もある。じゃあ、連結納税制度のメリットとデメリットを見てみようか。

【主な連結納税制度のメリット・デメリット】
連結納税ソフト|豆蔵
連結納税ソフト|豆蔵
 このメリットとデメリットの内容は、グループ法人税制にはないものだよね。特にメリットについては、連結納税制度を選択してこそのものだから、グループ法人税制が適用されるのとは、大きく違うんだ。

[新人] 国への納付/還付といい、親子間の個別帰属額の精算といい、親の立ち位置が難しそうです。それにグループ全体の所得からの欠損金計算。・・・早く先輩に追いつけるよう頑張ります。


<世界の連結納税>

[先輩] ところで、連結納税制度は日本だけでなく、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツなどの諸外国で採用されています。だから世界レベルでいえばポピュラーなものであって、決して珍しい制度ではないんですよ。
 日本では2002年から制度が導入されたけど、最も古いのはアメリカの1917年導入。約100年前には導入されています。制度を大きく分けると、「所得通算型」と「損益振替型」があって、アメリカ、フランス、日本は「所得通算型」になります。もちろん、各国、適用要件や所得計算の仕方は異なります。例えば、日本では100%の支配関係だけど、80%以上とか95%以上とか様々です。その他にも、毎期任意適用とか、事業年度を合わせなければいけないとか、色々なケースがあります。

[新人] どの国も日本と同じだと思ってました。世界的に見れば日本の連結納税制度は比較的最近なんですね~。

[先輩] 日本の所得通算型は、所得通算以外にもキャッシュインパクトに影響するものがあるので、それは次回に説明しよう。


※.本記事は概要を伝えることを目的としており記述は法制度について完全に説明するものではありません。詳細につきましては最寄の税務署又は税理士にお問い合わせください


記事:朝日税理士法人、株式会社豆蔵 綿引和敏

掲載日:2012年4月5日